ジンドゥーにはバックアップ機能がないけれど表示のバックアップは取っておこう

パソコンとスマホでバックアップを取っている女性

ジンドゥーにはバックアップ機能がない

ジンドゥークリエイターもジンドゥーAIビルダーもバックアップ機能がないことはご存知でしょうか。

 

ジンドゥーと同じようにホームページをブラウザで作成できるWordPressやWixだとバックアップができるので万一のトラブルの際も安心ですが、ジンドゥーにはそれがありません。

 

たとえばジンドゥーがサービスを終了した場合、またはあなたが手違いでジンドゥーの管理画面からホームページを削除してしまった場合、ホームページは復元できません。

 

ジンドゥーAIビルダーだと行った入力を元に戻すことができます。

ただし、編集画面を離れたり、ログアウトしてしまうとできなくなりますので、昨日の作業をなしにしよう、なんてことはできないでしょう。

 

ジンドゥークリエイターだと戻すことさえできません。編集作業で失敗すると元に戻せなくてすごく厄介なことになったりします。

(※ジンドゥークリエイターでも文章コンテンツに限ってはその中だけで元に戻すボタンはあります)

ページの表示をバックアップしておくしかない

ジンドゥーの機能としてのバックアップがないので、正直ジンドゥーは大規模なHPやデザインの凝ったHPには不向きです。

どんな事業、事例に向いているかは下記のページにて詳しく書いていますのでご覧ください。

 

「ジンドゥークリエイターでホームページ作成。どんな事例に適しているか」

https://jimcha.jimdofree.com/suitable-for-jimdo-creator/

 

バックアップは取れないとしても、どのような内容だったかを残しておくことは大事なので、ページの表示をバックアップしておくことはおすすめします。

 

表示のバックアップというのはどういうことかと言いますと、見た目を保存しておくということです。

コンテンツを組み合わせてジンドゥーの機能で作ったその仕組みは保存できませんが、ページとして表示される見た目は保存しておけます。

 

単純にスクリーンショットで画像として残しておくのもいいでしょう。

ただ、WEBデザイナーの考えとしてはソースコード(※ページを表示するためのプログラムのような文字列一式)が残る形にする方が、ジンドゥーからホームページを引っ越しするときに活用しやすいという点はあります。

 

ソースコードを保存する形だと、ブラウザの画面上で右クリックを押せばhtmlファイルとそれに関連するファイルをまとめてダウンロード保存することはできますが、それだと1ページに対してファイルが多く、ちょっと煩わしいです。

それに全ページその方法で保存するとなると、ページ数の多いHPだと何十クリックする必要があるかもしれません。

かなり手間な作業ですよね。

 

そこで、もっと楽な方法で表示のバックアップを取る方法をお伝えします。

まずはホームページ全体の表示バックアップを行う

ホームページが完成したらまずはホームページ全体の表示バックアップを取りましょう。

いや、作る途中から定期的に表示バックアップを取った方が安心なんですけどね。

 

Windowsの方はジンドゥー公式でもおすすめされているHTTrackを使うとよいかと思います。

 

ジンドゥー公式「クリエイターサイトのバックアップについて

 

HTTrack

http://www.httrack.com/

使い方については「HTTrack 使い方」等のキーワードで検索するとたくさん記事がありますのでそちらをご参照ください。

 

Macの方はSitesuckerというアプリがあります。

 

Sitesucker

https://ricks-apps.com/osx/sitesucker/

※App Storeからインストールすると有料ですが、Sitesucker公式サイトからだと無料です。

 

このようなHTMLバックアップツールによってホームページ全体のバックアップをまずは取っておきましょう。

ただしうまく全ページの全内容をバックアップできないときもあります。

1ページだけならブラウザ拡張機能のSingleFileでサクッとバックアップ

上記のHTMLバックアップツールは便利ですが、日々全体のバックアップを取るのはいちいち面倒ですし、ファイルが増える一方ですよね。

 

そういう場合に僕はブラウザの拡張機能のSingleFireというプラグインを利用しています。

右クリック1つでそのページのhtmlファイルが1つ生成されるのですが、右クリックの「webページを保存」と違って、画像ファイルや関連ファイルはなく、htmlファイル1つが生成されるだけなので保存管理も楽です。

 

SingleFileはChrome、Edge、Firefoxなどの主要ブラウザで利用できます。

拡張機能の検索

 

Chrome版

https://chrome.google.com/webstore/detail/singlefile/mpiodijhokgodhhofbcjdecpffjipkle

 

Edge版

https://microsoftedge.microsoft.com/addons/detail/singlefile/efnbkdcfmcmnhlkaijjjmhjjgladedno

 

firefox版

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/single-file/

 

ページを編集する前にまずはSingleFileでページを保存する習慣をつけておくと、前はどんな内容を掲載していたか思い出したい時や、ページを元に戻さなくてはいけなくなったときに見直すことができます。

有料プランならページを複製して非表示にしてバックアップしておくのも1つの手

ジンドゥークリエイターの有料プラン以上なら、ナビゲーションでページを複製して非表示にしておくとバックアップ代わりになります。

 

ただこの方法はナビゲーションで非表示にするだけであって、ページ自体はURLが生成されて存在しているので、Googleの検索結果に表示される可能性もあります。

 

無料プランならパスワード保護でページにパスワードをかけることで検索結果から閲覧されることはないでしょう。

有料プラン以上なら個別のページを検索結果に表示されないようにする方法があります。

とにかく、非表示の意味を捉え間違えしないようにご注意ください。

 

ページを複製して非表示の方法は簡単なんですが、管理画面上のナビゲーションがごちゃごちゃしてわかりづらくなるし、不要になったバックアップページの削除などを頻繁に行っていると、気軽にページを消そうとして間違って公開中のページを消してしまうなんてことも有り得るので、あまりおすすめではありません。

1つのページをレイアウトやデザインの違う形で作ってみた場合は、一旦非表示で残しておいた方がいいかもしれませんけどね。

ページの内容を戻せなくなったらホームページ相談会へ

バックアップを取り忘れてページの編集に失敗した、バックアップは取っていたけどページを元に戻せないなど、ページの復元にお困りの方はホームページ作成相談会にお越しいただければその場で対応も可能です。

参加費は3,000円です。

ただし、複雑な内容だとその場での対応はできず、持ち帰りにさせていただく場合もあるかもしれません。

ホームページ作成相談会の日程はトップページに記載しております。

 

遠方の方はメールまたはオンラインで対応可能です。費用は内容によりお見積りさせていただきます。

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